患う男

この体調の悪さは 一体

なんだ。


最近、様々な左巻きに翻弄される夢ばかり見る。
ああもう何なんだ俺は其方様に微塵の興味もないんだ
俺に近寄って来ないでくれ放って置いてくれ、と
うんざりしながら、変な汗びっしょりで寝ている。
目覚めるとまだ体調が悪く、またうんざり。
体調の悪さが左巻きの形を持って夢に出てくるのだろうか。

とは言え、退院してから一週間が経ち、
スーパーに買い物に行ける程度には回復して来た。
退院直後はコンビニに行くのも辛く、どうしたものかと思っていると
メガシットが見舞いに来たので、買い物に行ってもらい助かった。
あんな酷いメガネを掛けている男でも、良い所はある。
「m1dyさんが弱っている姿を笑いに来ましたよ!」
ああ、やはりこいつは、駄目だ。必ず地獄に堕ちる。
くれてやった水木しげるの自伝を嬉しそうに持って帰って行った。

今日もまた、悪夢を幾つか見て、起床。
亡者が生者のふりをして、夜通し理不尽な所業をしている。
夢の中の俺はそれを我慢しているのだが、
然し、幾ら亡者とは云えこれは酷過ぎる、そろそろ殴りつけてやろう、と
思い始めた所で、大体目が覚める。
せめて殴ってから目が覚めれば、多少は気も晴れるのに。
どうせ現実でそうした目にあっても過ぎ去るまで我慢をする。
世界は通常、理不尽だ。
我慢をせねば関わりが深くなり、余計に時間と魂をすり減らす。
なれば夢の中でくらい、絶対的な絶望を与えてみたく思うのだが。

今日は病院に予約が入っている。病院は遠い。
今の体力で、駅まで自転車→電車→バスはさすがに厳しいので
自宅からタクシーで向かう。結構いい金額になるのだが、仕方ない。
当たり前だが、院内は病人でいっぱいだ。
外は陽光溢れ、冬の匂いが微かに混じる涼風が爽やかな分、
近代的な院内に渦巻く病人の群れが、より一層、陰鬱に見える。
俺もその中の一人。陰々滅々。

名を呼ばれ、診察室へ。入院中お世話になった医師に再会。
「煙草…止めました?」
「まだ完全では無いですが…まぁ大体止めた様な感じです」
「…死にますよ?」
Σ('A`)

薬局で薬を処方してもらい、
昼を過ぎていたので木更津駅周辺で昼食を取ることにする。
木更津アクアのレストラン街へ向かうが
着くなり施設案内図に「九階 レストラン街 改装中」と張り紙。あああ。
ダイソーにも用事があったのでとりあえず上の階へ上がると
「八階 きさらづ食堂 開店」と、張り紙が。
確かこの店は九階にあった筈だが、八階に移動したのだろうか。

八階をうろつく。
テナントと言うか、ほぼフリーマーケットに近い状態の店が並ぶ。
碁だか将棋だかを打つ場所とか。本当にここは駅前商業施設か。
まぁ、こうした雑多な感じは嫌いではないのだが。
フロアの一番片隅で「きさらづ食堂」発見。和食バイキングの看板。
弱っているので和食がいいなと思い、入店。

店内のど真ん中に様々な惣菜が大皿で並んでおり、
客はそれを好きに選んで好きなだけ取れる。
肉じゃが、きんぴら、鯖味噌、鰯の南蛮漬け、鰯のマリネ、豚角煮、里芋煮、
カレー、炒飯、浅漬け、グリーンサラダ、ポテトサラダ、まだあったが忘れた。
後はご飯、吸い物、スープ二種があり、珈琲や紅茶も飲み放題。
これに温かい蕎麦、もしくは冷たい蕎麦が強制で付く。
えーと、待てよ…これは…物凄く、俺好みの店じゃないか?
いや待て待て…最近ロクなことがないし、ひょっとしたら味がアレなのかも…
あああ、なんだこれ。どれ食っても美味いな。飯も上手に炊けてるな。
ずらりと棚に並んだ様々な種類の珈琲カップから
自分好みのカップを選んで使えるシステムもいいな。珈琲も美味いな。
これでお一人様千円なら安いな。いい店見つけたな。お腹いっぱいだな。
思いがけず美味い昼飯を食えたので、一瞬体調の悪さを忘れる。

ダイソーで梱包材や湯呑を仕入れ、アクアの外へ。
お茶請けに十円饅頭でも買って帰ろうと駅の階段を登る。
階段登って降りて、駅の反対側に出ると同時に動悸息切れ眩暈。
ああ、やはり体調良くない。神よ。うざい。

本屋で日経サイエンスを購入。そして十円饅頭を三百円分買い、帰宅。
何故、病院に行って、ぐったりして帰って来るのか。
ビコーズ、世界は理不尽。
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  1. 2008/11/06(木) 00:47:12|
  2. Text - 雑記
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