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m1dy新譜「THE MIDI ANARCHIST」解説(全曲試聴アリ)

一般流通開始から早九日。漸く試聴動画が完成。



さてさて。
既にご入手済の諸氏はアルバムを聴きながら、
まだ入手されていない諸氏は試聴動画を聴きながら、
お時間許す時にお読み頂ければこれ幸い。

●テーマ&タイトル
今回久しぶりのフルアルバムと云うことで一応テーマがありまして。
あまり複雑なことはせずに、なるべく勢いに任せて作り、
荒さの残るワイルドな仕上がりを目指し、
まぁ、一言で言えば「原点回帰」したいなと。気持ちの上で。
と言っても昔やったことをそのままアウトプットできる器用さはないので
出所不明のサンプルを使わず自前のサンプルを中心に使ったり、
DJ CHUCKYのアドバイスを受けて合作しまくったりと、
それなりに今まであまりやったことのない事もしているわけですがー。
あとタイトルも「テーマが原点回帰ならMIDI ANARCHISTでいいのでは?」と
CHUCKYに提案してもらい、じゃあそれで、って感じで決定。自分がナイ。

●カバーアート
ジャケは拙作「MEGASHIT EP」やMOB SQUAD TOKYOさんのリリースで
お馴染みの桜都あるす嬢…もとい桜都あるす氏(嬢と呼ばれたくない様子)。
「DANDYのジャケの娘が成長して、イカを連れてて、USSR風で…」等、
打ち合わせで断片的なイメージをドロドロとうわ言の様に吐いたのを
上手いこと構図に取り込んでくれ、理想通りの絵に仕上げて貰えました。
ブックレット内の設定資料っぽいのは、その打ち合わせ時のあるすんメモ。
じっくり見たら面白かったのでそのまま使わせてもらいました。

●曲解説

01 Noraika
ジャケでトカレフとかAK-47を振り回してる「ノライカ」のテーマ曲。
曲調はいつものm1dy節ですな。イントロダクションっぽく仕上がりました。
音声はFL STUDIOのスピーチシンセサイザ。メカメカしくて良い。
あと「ノライカ」ってロシア軍の中将とかにいそうな名前だなぁ、とか。

02 Bad Girl (edit)
X-TREME HARDコンピVol.5にも収録されているm1dy初の女性ボーカル曲。
このアルバムではキック差し替え、シンセ増強等、色々直したバージョン。
UK HARDCORE的なフレーズや展開をSPEEDCOREに取り込もうとした結果、
あんまり聴いたことのない感じの曲になりました。何だろうなこれ。
シリアスになりすぎるのも何なので、キック以外のリズムにちんどん屋の
リズムを取り入れたり、バカみたいなフレーズを途中で入れたりしています。

03 Kamikaze
SPEEDCOREから派生したエクストラトーンという奇怪なジャンルがありまして。
BPM1000以上になるとこのジャンルに分類されるらしいんですが、
ジャンルに拘りがないとは言え、やはりチャレンジしてみたくなる訳です。
で、色々試した結果、BPM1200までなら何とかビートとして認識できると解り、
実際に1200で組んでみたところ、この有様。ギリギリ音楽?
メインボイスは自分のを使うつもりだったのだが、
AKIRADEATHのでっかい方の声の方がしっくり来たのでこっちにしました。

04 Mad Speed Disorder (feat.MSD)
m1dyライブ時の両サイドでトップレスになったり脱いだ浴衣を振り回して
俺の顔にばっさばさ当てたりしていつもステージに華を添えてくれている
ダンサーチーム「MAD SPEED DISORDER」のテーマ曲。
三連でちょっと怪しい雰囲気の楽曲にしたかったのだが成功してるのかしら。
ワブルを入れたのはアレンジに詰まってる時にふと思い付いたので。

05 Dork Man
30代ならほぼ知らない、40代でもうろ覚え、50代以上の人なら皆知っている
某応援団漫画へのオマージュ曲。つっても有名だから分かる人は分かるか。
タイトルそのまんまだし。
滅多に使わないAmenBeatsをきまぐれで使ってみました。ツカツカツカ。

06 Speedcore Beach
初夏に「今年の夏も夏らしいこと何もできんのだろうな…」と思いながら
せめて曲だけでも夏らしくと作った曲、なんだが、ただ暑苦しいだけな気が。
ボイス録りはアルバム通して「これ食え」でもお世話になっている
新宿は早稲田の茶箱さんで録らさせて貰ったのだが(エージさん鳴謝です)
当日来てもらったAKIRADEATHの二人と店長のエージさんに
サン、ハイ、的なノリでいきなり合唱して貰いました。勢い任せ。
音的にはガバキックのアタック部分でサイドチェインをトリガーしたり、
今風なことをしたつもりが、やっぱりよく分からない曲に。

07 High Voltage (feat.DJ SHIMAMURA)
ここから合作ゾーン。まずはシマムラから。
まずリズム抜きのリードやシーケンスのパーツを幾つか作ってもらい、
それを俺がいじり倒すという手順で合作したのだが、
最初に頂いた仮展開の出来があまりにも完成度が高かったので
これはあまり崩さない方がいいなとサブシンセとリズム組みに徹しました。
この曲、普通にシマムラが全部作った方が良かったんじゃないだろうか、と
若干の申し訳なさを感じつつ作業を進めた結果、やはりよく分からない曲に。
上物が非常にキラキラしてメロウな故にガバキックがどぎつく聴こえますな。

08 Jaguar (feat.DJ CHUCKY)
続いてCHUCKY。これも製作手順は同じ。
頂いた素材そのまま組んでもシャープなSPEEDCOREになったと思うが
手持ちサンプルの思い付きで歌った様な歌が、なんとコード進行ぴったり。
色々加工してはめ込んだら奇怪な感じになったのでそのまま製作を進める。
思うがままにリードやらARPやら色々足していったら、なんというか、
ちょっと電グルっぽい感じになった様な。そうでもない様な。
PRODIGYのPiranhaを狙ったって言った方がシブイか?まるで違うが。

09 Rave In The Fire (feat.DJ DONNA SUMMER)
COCKROCK DISCOのボス、DJ DONNA SUMMERこと
JASON FORREST氏との合作。
これも手順は同じで、まずステムを頂いたのだが、あれれ?メロがないよ?
ブレイクビーツ、エフェクトリズム、SE、単発サンプル詰め合わせ。ううむ。
まぁ彼らしい感じって言うと、やっぱレイヴっぽいのかな、と
レイヴスタブやHOOVERシンセ使いまくりでメロを組み、構成を組んでみると、
ちゃんとDJ DONNA SUMMER色が出て来た。彼は音使いに個性があるのだな。
出来上がったトラックをJASONに送ったところ
「いい曲だ!でも音がでかすぎる!-5dbのマスターを送ってほしい」と。
すいません。

10 Bentucky Sried Khicken (feat.Bokusatsu Shoujo Koubou)
FUCKOKAの殺人チップチューン男、盟友、撲殺少女工房との合作。
彼からはなんと、ほぼ丸一曲、完成に近い状態の素材が届いた。
で、これがまたよく出来ているんだわ。俺がいじるの勿体無いよ。
てなわけでここでもm1dyはサブシンセとリズム組みとミックスに徹する。
ボイスは素材の中に入っていたBSK氏の生声を加工したもの。ええ声。

11 Hotel Hellfornia (feat.OZIGIRI)
グラインドコアシーンで人気急上昇中のデジタルグラインダー、
最近は女装を脱し、モジャモジャした格好でお馴染みのOZIGIRIとの合作。
タイトルの通り、某有名曲のオマージュなんだが、まるで別物。
ただ歌詞は多少お手本にしてたり。東京に行く曲も混じっている気がするが。
OZIGIRIはこのスクリームを実家の自室で録ったそうなんだが
「ドアすらねええええ」と叫んでドアの方を見たら難しい顔したお父上が。
「何をしてもいいが…人の迷惑は考えろ…」と諭されたそうな。微笑ましい。

12 959BPM
そもそものこの曲を作るきっかけは、YOUTUBEで数百万再生とかになってる
m1dyが作ったとされる曲の動画。あんな曲、作ってないんだが。
恐らくNapstarとかが流行ってた十数年前に「SPEEDCOREだからm1dyだろう」と
どっかの誰かがファイル名に「m1dy」と入れたのが拡散したのだと思うが…。
で、同じくらいのBPMでも俺が作ったら全く作風が違うと云う事を提示する為に
控えめにBPMを1減らして作ったのが、これ。
結果?相変わらず、例の曲は俺の曲ってことになってるっぽい。もう知らん。

13 Extreme Kiranger (feat.Akira Kanzaki)
合作…と言うか、ゲストボーカルですな。AKIRADEATHのでっかい方、
神埼アキラを招致した、パーティートラック(?)。
「これ食え」でも話したが、合コンフレーズを思い付く限り叫べ、と
乱暴な注文をし、酸欠で倒れる寸前まで叫んで貰った。よく頑張った。
エキサイトー!Are you ready?言ってるとこだけm1dy。接待っぽくて良い。
一応、DJ SKINHEADの名曲「EXTREAM TERROR」への
オマージュのつもりだったが…全然別物になっちゃったな。まぁいつものこと。


そんなわけでm1dyニューアルバム「THE MIDI ANARCHIST」は
色んな方々のご協力、お力添えを頂いて、世に放たれました。
合作を快諾して頂けた方々だけでなく、茶箱さんや、CHUCKYや
あるすん、デザイナーのGRID:038さん、そして直接製作には関わっていない
友人知人諸氏の日常的なバックアップも含めて、まとめて鳴謝です。
もちろんCDを入手した諸氏、これから入手しようとしている諸氏にも鳴謝。
お陰様で得体の知れないアルバムになりました。末永く、お楽しみください。

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  1. 2012/09/07(金) 16:03:29|
  2. Text - 雑記
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